略語 ESD 算定方法 保険請求
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- 正式名称:内視鏡的粘膜下層剥離術
- コード:K6352 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術)
- コード:K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術
- ESD:Endoscopic Submucosal Dissection
留意事項:
- 上部→高周波切除器を使用し、病変の周囲を全周的に切開し粘膜下層を剥離する
→3cm以上の範囲を一括切除した場合に算定
- 下部→高周波切除器を使用し、病変の周囲を全周的に切開し粘膜下層を剥離する
→2cm~5cm以内の範囲を一括切除した場合に算定
→癌でなく腺腫(adenoma)でも算定可能
→5cm以上では算定できない
wikipediaより引用
現在、病変の臓器・形態によって、様々な手段・方法が存在し一概に記述は困難であるが、一般的に多く行われる手技について以下に紹介する。
- 病変部を確認し、色素散布を行い、病変を鮮明にし、切除境界を考慮して行く。
- 病変部よりやや間隔をとり、高周波器具を用いて切除範囲のマーキングを行う。
- 粘膜下層に局注液を注入し、人工的に浮腫を起こさせ、粘膜病変部を隆起させる。
- マーキングを目標に病変奥側から切開を開始し、粘膜下層を切除し病変を剥離させていく。
- 剥離した潰瘍面の血管・出血部位に対して十分な止血処置を施行していく。